アラキドン酸イメージ

レバーが苦手なら何からアラキドン酸を摂れる?

アラキドン酸を含む食品は、いろいろあります。
有名なのが豚のレバー肝臓、生(300㎎)です。
同じくらいの含有量のある食品に、クジラ生、ヤツメウナギ、キャビアがあります。
豚のレバーは腎臓の方が少し含有量(370㎎)多めです。
より多いのが、鶏卵の生(480㎎)と茹で卵(470㎎)です。
同じくらいの含有量でカラスミとサワラ生があります。
食品の中で含有量が一番多いのは、鶏卵の黄身だけ乾燥したものです。
ではなぜアラキドン酸を積極的にとる必要があるのでしょうか。
アラキドン酸にはさまざまな効果が期待できます。
まず、免疫機能を調整する酵素を作ることが出来、免疫力がアップします。
脳に働いて記憶力や学習力の向上やアルツハイマーの予防にも期待が高まっています。
またコレステロール値を下げる効果がある不飽和脂肪酸の一種なので、生活習慣病予防の効果にも着目されています。
アラキドン酸は母乳に含まれているため、赤ちゃんの発達に重要な役割をします。
人工乳にはアラキドン酸入りの粉ミルクが発売され、話題となっています。
日本の高年齢化に伴い、脳の老化を予防する面でも脚光を浴びています。
ただし、摂りすぎると負の効果が出ることがあり、サプリメントなどで取得する場合、注意が必要です。