アラキドン酸イメージ

アラキドン酸で健康維持

アラキドン酸は私たち人間の体に欠かせない大切な栄養素で、細胞膜を構成するのにとても役立っています。
必須脂肪酸のひとつでもあり、アラキドン酸は肉類や魚介類に含まれていますが、これらの食品は動物性脂肪も多いため、過剰摂取は禁物です。
しかし、不足してもよくないものです。
アラキドン酸が不足することで、様々な悪影響が生じます。
その例として、免疫力が低下して病気にかかりやすくなったり、コレステロール値や血圧が上昇したりといったことが挙げられます。
また、アラキドン酸不足は大人だけでなく、胎児や乳幼児にも影響します。
アラキドン酸の大きな役割は免疫力を調整することと、神経の発達を促進させることです。
胎児がアラキドン酸不足に陥った場合、未熟児や先天異常の原因となることもあります。
脳の成長にも関わるため、言葉の遅れや記憶力の低下にもつながります。
こうした悪影響はアラキドン酸配合の粉ミルクや母乳を飲ませることで防ぐことが可能です。
実は母乳にもアラキドン酸は含まれています。
妊婦さんや子育て中の女性は自信と赤ちゃんの健康のために、積極的にアラキドン酸を摂取することが大切です。
アラキドン酸はレバーにも含まれているので、貧血の予防にもなります。